小松菜のブログ

旅したい。

英語学習:ジョージ・オーウェル『1984』その①-2

皆さんこんばんは。

 

今夜は、前回のつづきです。もしよろしければ、↓のリンクをご一読願います。

英語学習記録:ジョージ・オーウェル「1984」その① - 小松菜のブログ

 

前回は、引用文の理解できなかった単語・熟語を青字で、文はアンダーラインで示したところで終わりました。

まずは単語・熟語のそれぞれの意味と使用例、加えて”なぜ間違えたか”を確認します。

 

  • bright:明るい〈日光など〉、輝く〈星など〉、晴朗な〈天気〉;光栄ある、輝かしい;朗らかな、快活な

‣The day was bright and clear. / その日は明るく晴れていた。

‣rainy weather with bright intervals / 時々晴れ間がのぞく雨模様の天気

→moreやveryのような強調のために使う語と勘違いした。

 

  • chin:あご先、あご;《米俗》おしゃべり、雑談;(動詞の場合)懸垂する、〈バイオリンなどを〉あごに持っていく、あごで支える

‣rest one's chin on one's chest / あご先を胸につける

‣lift one's chin=thrust out one's chin / 手であごを支えて、頬杖をついて

‣rub one's chin / あご先をなでる《考え事をしているときの姿》

→初見の単語のため。

 

  • nuzzled:(nuzzleの過去形);鼻で穴を掘る、鼻をすりつける(押し付ける)〈into;up against〔to〕〉;寄り添う、寄り添って寝る

‣The pup nuzzled up close to the boy. / 子犬がその少年に鼻をすりつけてきた。

‣The puppy nuzzled against his shoulder〔into his hands〕. / 子犬は彼の肩に〔両手の中に〕鼻をすり寄せた。

‣He nuzzled up to his mother with a happy sigh. / 彼は幸せのため息をつきながら母親に寄り添った。

→初見の単語のため

 

  • in an effort to :努力して

‣He made an〔no〕 effort to acquire the skill. / その技術を身につけようと努力した〔しなかった〕。

→イディオムかな?という見当違いの推測をしてしまった。普通に読めば大丈夫。

 

  • vile :堕落した、下劣な、恥ずべき;きたない、薄汚れた;卑しい

vile language / 下品な言葉

‣a vile odor / 胸の悪くなるような悪臭

vile weather / イヤな天気、悪天候

→初見の単語のため

 

  • prevent :防ぐ、妨げる、予防する、妨げて…させない、止める

‣Police and citizens have joined forces to prevent violence. / 警察と市民が一体となって暴力防止に当たっている。

‣a clever dodge for preventing draughts / すき間風を避ける妙案

→何度も調べては忘れた単語。電子辞書の表示では5回調べていた。

 

  • swirl:渦を巻く〈about, around〉;〈スカートなどの裾が〉翻る、揺れる;渦を巻きながら進む;〈頭が〉ふらふらする;〈噂などが〉飛び交う;(vt)…に渦を巻かせる〈about,around〉

‣His ork features swirls of brilliant color and aggressively contorted figures. / 彼の作品は輝やかしい色彩の渦と極端にゆがめられた人物像を特徴とし ている。

swirl wine in a glass / グラスのワインをぐるぐる回す。

→初見の単語のため。

 

  • gritty : 砂の〔のような・を含む・の多い・で覆われた・のような質感の〕;[人が]勇気〔気骨・根性〕のある

gritty feel / 〔物の表面を触ったときの〕 ザラザラ [つぶつぶ]の 感じ [感触]

gritty with sand /《be~》砂ぼこりでザラザラしている

gritty determination /《a~》強い決意

→初見の単語のため。

 

 

次に、アンダーラインを引いた文をそれぞれ確認していきます。

 

1⃣ his chin nuzzled into his breast in an effort to escape the vile wind,

不快な風を避けようと顎を胸にうずめるようにしながら

⇒語順に気をつけて落ち着いて読めば大丈夫。

 

2⃣ though not quickly enough to prevent a swirl of gritty dust from entering along with him.

‣素早くとはいっても、砂埃の渦が自分について入ってくるのは防ぎようがない。

 →(直訳すると、)しかしながら砂埃の渦が彼とともに入ってくることを防ぐほど早くはない。

‣not 〜 enough to do / 〇〇するほど〜ではない

⇒語彙不足。

 

 

意外とまとめだけで時間がかかるものですね。英語のタイピングの遅さは改善したい…。

亀更新ではありますが、自分のペースで勉強は続けていきます。これからもよろしくお願いします。

 

今日はとても暑い日でしたね。明日は10℃近く気温が下がるそうです。季節の変わり目なので、風邪をひきやすい時期かと思いますが、皆さんどうか体調を崩さないようお気を付けください。

それではまた。

 

 

※勉強するにあたって、ハヤカワ文庫の高橋和久訳『一九八四年〔新訳版〕』とPenguin Random House LCCの『75th ANNIVERSARY 1984』を使用しています。